2014年07月03日 03時16分 投稿者:admin
砂沼花火大会と沼施食会
あとひと月後の、8月の第一土曜日は恒例の下妻砂沼花火大会です。毎年花火大会が始まる少し前の時間に、砂沼の土手の南東にある「慰霊碑」の前に、下妻市内の寺院が宗派に関係無く集まって、砂沼で事故死した方々を弔う「沼施食会(昔は沼施餓鬼と言いました)」を行ないます。
この行事は林翁寺第17代住職機屯寛一大和尚が始めたと伝わっており、以前は歴代林翁寺住職が監事を任されていました。現在は、下妻仏教会の定例行事となり、下妻仏教会長が中心となって、下妻市役所や下妻市商工会などの役員も立ち会ってとり行なわれています。
もともと下妻の花火は、亡くなった方々の御霊を弔う灯籠流しに併せて行なわれるようになった行事で、沼施食会は灯籠流しの法要だったそうです。今でも花火大会で賑わう砂沼湖畔の南東ではろうそくをともした灯籠が水辺に浮かべられます。
